2012年6月27日水曜日

夏来にけらし・・・

今日は梅雨の晴れ間、木々の緑が鮮やかに目に映ります。
ちょうど今頃の季節でしょうか。
山の緑と白い衣の色の対比が鮮やかな歌があります。

百人一首 二番
▼【朗読】「 春過ぎて夏来にけらし白妙の衣ほすてふ天の香具山 」持統天皇 

二句切れの歌ですので、詠みも意味で区切っています。

2012年6月19日火曜日

博品館へのご来場ありがとうございました

今日は6月19日。さあ、何の日でしょうか?
実は、「ろう(6)ど(十)く(9)」という語呂合わせで「朗読の日」です。(日本朗読文化協会が制定)

先日の、銀座博品館劇場での公演も、この「朗読の日」に近い日程で毎年開催しています。
公演にご来場いただきました皆様、ありがとうございました。


舞台の様子は、カメラマンから画像が届き次第ブログでもご紹介させていただきたいと思います。

「方丈記」の朗読へのご感想もたくさんいただきました。
その中で、朗読の時の私の声がいつもより低音で、そのギャップに驚いたという方がいらっしゃいました。
実は、私、高音のアニメ声も出せますし、モノマネも得意です☆
方丈記の朗読だから! と意識して低音にしているわけではありませんが、
いつもその作品に合った声の高さになるような気がします。

磁器のオブジェや照明効果の中、真剣に聴いてくださる皆様の前で朗読できることは、本当に幸せなことです。
ありがとうございました。

「方丈記」はさらに温めつつも、次回の公演に向けて動きだしています。
ご期待くださいませ。










2012年6月9日土曜日

いよいよ・・・銀座博品館

こんにちは。梅雨入りしましたね。
雨の音、癒されます。

来週は、いよいよ、銀座博品館での「朗読の日」公演です。
私は17日のDステージで「方丈記」とEステージ「百人一首」に出演します。
チケットをお求めくださいました皆様、ありがとうございます。

鴨長明の「方丈記」は、執筆から今年で800年目を迎えました。
今回は、冒頭からの一部ほか、元暦の大地震のことを記した箇所を朗読します。
昨年の東日本大震災を経験した私が、方丈記の文章を借りて声にのせ、みなさまにお伝えすることができれば・・・と思います。
私の尊敬する 陶芸家 小林政美氏のオブジェをお借りして、方丈記の世界をつくりあげたいと思います。

「百人一首」では、三十一文字(みそひともじ)に込めた歌人たちの心を詠みます。
加賀美幸子氏との共演もお楽しみください。