2013年10月5日土曜日

朗読講座の講師を承りました☆


11月から、小・中学校の国語の教科書にも取り上げられている「名作」を教材にした朗読講座(5回連続)が始まります。

「あなたの声で あの名作を」
主催 水戸市教育委員会みと好文カレッジ・生涯学習サポーター





















声は、ひとりひとり違って、その人だけのもの。
「名作」を声にだして朗読してみましょう。
見えなかった世界が見えてきます。
活字に第二の命を吹き込むような、そんな魅力がありますよ。

楽しい講座にしていきたいと思います。

詳しくは、水戸市教育委員会みと好文カレッジのHP  から、
「あなたの声で あの名作を」をご覧くださいませ。

2013年10月3日木曜日

保育園児から小学3年生に「蜘蛛の糸」の朗読


今日は夕方から、水戸市の「わかな保育園」さんのホールで、
芸術の秋コンサート『朗読とファゴットによる芥川龍之介「蜘蛛の糸」』に
ファゴットの蛯澤亮さんと出演しました☆
(作曲 加藤史嵩さん)

今回のお客様は、学童クラブの小学1年生〜3年生と、保育園児、年中と年長クラスのお子さんです。

当初は1年生から3年生の学童さん向けに「蜘蛛の糸」を・・・、
ということでしたが、
「せっかくの機会なので年中さんから聴かせてもらえませんか?」と
園長先生からのリクエストがありまして、少し考えました。

「蜘蛛の糸」の朗読は約15分です。
音楽が入るとはいえ、保育園のお子さん達には苦痛じゃないかしら? 
と思いましたが・・・、
園長先生の「ぜったい大丈夫です!」の言葉に「はい! ではぜひ」とお返事していました。

実は、一昨年前、私の朗読とフルート、そしてハープのコンサートをさせていただきました。
その時は確か2歳児さんから聴いていただき、みんな本当によく聴いてくれていました。
ですから、園長先生には、保育園のお子さんたちが「聴ける!」という自信がおありだったのでしょう。

私の十八番(?)の演出に子どもたちの期待度も最高潮になったところで、
「蜘蛛の糸」へ。

地獄の場面では、子どもたちが息を止めて聴き入ってくれているのが伝わってきました。
ステージに見えているのは、朗読者と演奏者の2人だけ。
でも、その「声と音」から、子どもたちの目には、極楽と地獄が見えているようでした。
終盤、極楽の場面になると、張りつめていた子どもたちの背中の力が抜けていくのを感じました。

年中さんって、4歳〜5歳です。
私は、年中さんたちに「蜘蛛の糸」を朗読したのは初めてでしたが、心配無用でした(^^)

「蜘蛛の糸」の後は、ファゴットの演奏でイントロクイズをして、みんなで歌を歌って、終わりにしました。画像はそのときのものですね。

今度は、「あの」名作を朗読したいと思っています☆

みなさま、ありがとうございました。