2018年4月23日月曜日

生徒さんたちが新聞に掲載されました(*^^*)

4月15日、「2018ピースアクションin春」で、私の生徒さんたちが、戦争の被爆者の体験を描いた紙芝居「茂木貞夫物語」を上演いたしました。




















この紙芝居は、茨城大学の紙芝居研究会の卒業生達が作成し、昨年度まで上演してきました。今年度からは上演する人がいなくなってしまうということで、私がお引き受けしました。しかし、上演リクエストをいただいても、私ひとりでは、スケジュールの都合でお引き受けできないことも出てきます。そこで、数ヶ月前から、上演できるメンバーを育てておりました。朗読勉強会「じゅげむ」の6人です。大変熱心なメンバーです。
昨年11月には、「じゅげむ」のメンバーと茨城大学で、紙芝居完成までの経緯や深い思いをうかがい、茂木貞夫さんからはその当時のお話を聞きました。これらすべてが、読み手の心に深く刻まれたおかげで、紙芝居「茂木貞夫物語」を上演させていただく使命感、責任感が生まれたと思います。
そのメンバーたちの紙芝居上演デビューの日でした。
私は司会をしながら見守っておりました。








































この日の応募者数は、予測の2倍にまで膨らみ、なんと紙芝居も2回上演することになりました。嬉しいことです。
100枚を超える紙芝居は、上演時間30分弱。
親子で参加していただける企画でしたので、小学校低学年のお子さんもいらっしゃいましたが、みな集中して戦時中の様子を描いた絵を食い入るように見ていました。

その後、茂木貞夫さんご本人からお話をしていただきました。
「みんなが仲良くなればいいんですよ。世界も同じ。あんな辛い思いを、こんなかわいいお子さん達にさせたくないですよ。」
そう言って、目を細めながら子供達を見つめる茂木さんの言葉に、うなづく参加者が大勢いらっしゃいました。

私たち戦争を知らない世代でも、伝えていくお手伝いはできますよね。

来月は、2本、紙芝居上演がありますので、またご案内いたします。